日语词汇大发现┃本音と建前(真心话和场面话)

栏目:人物资讯  时间:2022-11-23
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  有这样一些日本的特色词汇,看似含义简单,或是场所、物品名称,或是节日、自然现象,但其背后却暗含着丰富的日本文化,以及日本人独特的思维方式。理解这些词,不仅有助于我们走近日本,或许也可以让我们读懂日本人的内心。本刊原日本专家福井百合子女士以随笔的形式,向我们讲述了这些特色词汇的含义,宛若开启了一次发现之旅。那么,就让我们跟随她一起去探索其中的奥妙吧。

  日本人が何かを頼まれて、「考えておきます」という返事をしたら、多くの場合、それは断りを意味するという話を聞いたことがあるだろうか? もちろん、言葉通り、よく考えて後からOKの返事をする可能性がないわけではないが、実際には、はっきりと断ることに気まずさを感じ、とりあえず「考える」と言って逃げている可能性のほうが高い。このように、はっきりと自分の本意(=本音)を言わず、他人を不愉快にさせないうわべだけの言葉(=建前)を選んで使うことを、「本音(ほんね)と建前(たてまえ)を使い分ける」という。

  不知大家是否听说过,日本人在受人之托时,如果回答“我考虑一下”,多半就是拒绝的意思。当然,也可能如字面所言,认真思考过后,给出一个肯定的答复。但实际上,更多是担心直接拒绝会令对方尴尬,才姑且敷衍说“考虑一下”。这种不明确表达自己真实想法(本音),而是选一个不会让对方感到不快的托辞(建前)的做法,就是“能区分使用本音(真心话)和建前(场面话)”。

  これが極めて上手なのが、京都の人だ。とても有名な例として、「ぶぶ漬け(お茶漬けのこと)」のエピソードがある。ある家にお客に行って、「ぶぶ漬けでもいかがどすか?注」と言われたら、「お茶漬けみたいな粗末なものしか出せないので、長居せずにもう帰れ」という意味であるというのだ。これは実際に使われる場面は少ないらしいが、隣家のピアノがうるさいと思ったときに、「うるさい」とは言わず、「ピアノがお上手ですなあ」と言う(もちろん、本音は「ピアノがよく聞こえてうるさい」)、手入れのされていない草ぼうぼうの庭を見て、「きれいにしてはりますなあ」などと言う例はあるらしい。ここまでくると、「建前」というよりも、皮肉と言うべきかもしれない。

  最擅长这种话术的是京都人。有一个非常著名的轶闻——“茶泡饭”。说是到别人家做客,如果主人说“来碗茶泡饭如何”,言外之意就是“我家只能提供茶泡饭这种粗茶淡饭,所以请不要久留快回去吧”。虽然这种说话方式在现实生活中很少用到,但据说也有这样一些实例:比如觉得邻居家钢琴声太吵时,不说“太吵了”,而说“您钢琴弹得不错啊”(当然,本意是“经常听您弹琴吵死了”),或看到杂草丛生未经修整的庭院,说“这院子收拾得可真整洁啊”等。如此说来,这比起场面话,更像是挖苦。

  794年に平安京に遷都してから、明治維新(1868年)に東京が都とされるまで、長らく日本の都(首都)であった京都は、1100年もの間、歴史の表舞台に立ち、華やかな文化が栄えた場所であった。中国語で「天子の住むところ」「首都」を意味する京という言葉が、日本でそのまま固有名詞となり、「京(きょう)の都(みやこ)」と呼ばれたのが、京都という名前の由来だ。

  从794年迁都平安京(京都旧称),到明治维新(1868年)东京成为都城,京都曾长期作为日本的都城(首都),在漫长的约1100年间,屹立在历史舞台中央,展现着灿烂的文化。汉语中表示“天子居住的地方”和“首都”之意的“京”字,在日本成为固有名词,“京之都”就是京都名称的由来。

  江戸時代の初め(1603年)に政治の中心が江戸(東京)に移った後も、京都の高度な文化は脈々と受け継がれ、今でも京都には日本らしい美しさをもつ伝統建築が至るところに残り、西陣織をはじめとする華麗な伝統工芸が息づいている。日本的情緒に満ちた美しい街と洗練された文化は、京都に住む人たちの誇りであり、それがゆえに、他の地域からは「京都人はプライドが高い」と言われがちだ。このプライドの高さが時に「意地悪さ」のようにも感じられ、前述の「ぶぶ漬け」のエピソードも、京都人の意地悪さの喩えとしてよく使われる。しかし、何かを言う時に決して直接的に言わず、本音と建前をうまく使い分け、相手のメンツをたてつつ、自分の意見をそっと相手に伝えることは、洗練された、高度な都市文化の現れであると言ってもよいだろう。

  即便在江户初年(1603年),政治中心转移到江户(东京)之后,京都的高度文明也依旧代代相传,至今在京都街头,还随处可见展现日本独特之美的传统建筑,且以西阵织为代表的华美传统工艺生生不息。充满日式风情的优美街道和品味高雅的文化,是京都居民的骄傲。也正因如此,外地人总爱说“京都人高傲”。这种强烈的自豪感有时也会让人感到有些“刻薄”,上文提到的“茶泡饭”轶闻,就经常被用来形容京都人的这一性格特点。然而,讲话决不直言不讳,能在真心话和场面话之间游走自如,即保全对方颜面,又不动声色地传达自我主张,实乃高品位、高等级都市文明的体现。

  注释:

  注京都方言。標準語だと、「お茶漬け(ご飯にお茶をかけて食べる料理)でも食べますか?」の意味。

  京都方言。用普通话来说就是“想吃茶泡饭(一种用茶水泡米饭食用的料理)吗?”的意思。

  翻译、编辑:钱海澎

  图片源自网络

  本文来源:人民中国

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